親としてできること・してはいけないこと
医学部を受験する子供の親としてやるべきこと、やってはいけないことを解説しています。
医学部受験生の親としての務めとは
大学受験は、子供の人生に大きく関わってくることですから、親としても気になるところです。また、難関といわれる医学部を目指す受験生にとって、親のフォローや援助は重要です。
しかし、心配だからといって干渉しすぎは逆効果になることも。では、受験生の親は、子供にどのような態度で接するのがいいのでしょうか。
- 子供のやりたいようにやらせる
子供がレベルの高い大学を志望していたとしても、成績が思うように伸びなかったとしても、余計な口出しをせず、温かく見守りましょう。ただし、「応援しているよ」という姿勢でいることを忘れずに。
- 体調や環境を気遣う
子供の体調を崩さないように、栄養バランスを考えた食事を作ったり、子供が勉強しやすいよう、テレビの音を小さくするなど、勉強しやすい環境を作ってあげることも重要です。
- 干渉し過ぎない
子供を気にかけ、気遣うことは大切ですが、干渉しすぎはいけません。とくに「勉強しなさい」「志望校を変えたら?」などの発言は禁物。子供の勉強の内容や進捗状況についても、細かくチェックするのはNGです。
- 子供を信用する
「落ちたら…」という仮定の話をされると、受験へのモチベーションが下がってしまいます。また、子供に内緒で滑り止めの大学を調べたり、勝手に先生や同級生の親御さんに相談したりするのもやめましょう。
- 子供の受験に関心を持つ
干渉しすぎはいけませんが、受験に無関心というのも、それはそれで寂しいものです。模試などでいい結果が出たときには一緒に喜び、子供のがんばりを讃えましょう。迷ったり心細くなっているときには、しっかり話を聞き、相談に乗ってあげることも必要です。