医学部合格のための予備校選び3カ条のひとつ「個別指導」について解説しています。
予備校の授業形態には、大人数で授業を受けるタイプと、5~15名程度の少人数制、1対1のマンツーマン授業があります。
大人数で授業を受けるタイプは、大手予備校に多いのですが、授業中はもちろん、授業が終わった後も、質問しづらいというケースが多いようです。
一人ひとりの進度や理解度に関わらず、授業はどんどん進んでいきます。大人数なので講師の目も行き届かず、緊張感もなくなり、勉強をさぼっても気づかれないので、怠け癖のある人や誘惑に負けてしまいがちな人には不向きな授業形態です。
少人数制では、アットホームな雰囲気で、授業時間内でも質問しやすいという利点があります。講師も生徒一人ひとりの顔はもちろん、進度や理解度も把握していることが多く、授業もそれなりに緊張感を持って臨むことができます。クラス編成も、同じ学力レベルの人たちで形成されることも多いようです。
1対1の個別授業では、自分のペースで授業が進められ、わからないところもわかるまで教えてもらうことができます。個人の学力や個性を尊重した授業をしてもらえるのは利点です。
一つひとつの問題をしっかり理解しながら次へ進んでいかないと、難関の医学部受験を突破することはできません。マンツーマンでは、そうした理解度を確認しつつ授業が進んでいくので、知識もしっかり定着していきます。
こうした1対1での指導があるだけでなく、生徒一人ひとりの学力を踏まえた専用のカリキュラムを組んでくれる予備校であれば、さらにおすすめです。
医学部に合格するために、いくつか心に留めておきたいことがあります。
まずは、医学部の入試について「なんとかなるだろう」と思わないこと。医学部を目指す人は、すでにそれなりに学力のある人が多いと思うのですが、医学部合格にはトップレベルの学力が必要になります。医学部受験は、本当に険しく困難な道であるという意識を持って臨まなければなりません。
勉強量も、多いにこしたことはありませんが、長い時間ダラダラと勉強するのが効果的な勉強法とは限りません。短時間でも、最大限の結果が出せる効率的な勉強法を見つけましょう。
実際に、医学部に合格した受験生の勉強法を紹介します。